人と技術を守り・育てる

ものづくりマイスター制度の活用による
「技術・技能伝承」と「人材育成」


田中ひさや_働くみんなの力になりたい。

❶

中小企業における付加価値の拡大


◆ 「カイゼンインストラクター」「ものづくりマイスター」の活用を促進し、
効果的な技能の継承や後継者の育成のための必要な場所・設備等の提供・
支援を求め、地域の中小企業の付加価値の拡大を図ります。


◆ 「カイゼンインストラクター養成スクール」の支援などを行う、経済産業省の
「中小規模事業者人材対策事業」に関しては、スクールの全国展開に向け、
予算の大幅増を行います。


◆ 高度熟練技術・技能労働者を社会全体の財産と位置付け、社会的評価の向上と、
有効的な活用を求めます。


◆ 技術・技能の継承や人材の確保・育成などについて課題を抱えるものづくり
産業の中小企業に対し経済産業省・厚生労働省・文部科学省などの連携を強化し、
人材投資促進税制の復活や人材の確保・育成に関する支援措置を拡充します。

 

❷

工業高校の魅力の増進、魅力の発信


◆ 工業高校は就業実績が優れており、また、ものづくり産業は3年離職率が低水準
となっているなど、工業高校が進学先として魅力を持っていることについて、
積極的な情報発信を行います。


◆ 工業系高等学校での技術実習指導や中小企業における技術・技能伝承に対する
技能者派遣事業などへの助成を強化します。

 

❸

ものづくり現場への就業意識を高める


◆ ものづくりの重要性を認識し、若年労働者のものづくり現場への就業意識を
高めるため、小学校、中学校段階からのものづくり教育の履修時間の拡大と内容
を充実させ、職場体験学習の機会を増やします。


◆ 教育課程における固定的な性別役割分担意識を見直し、女性技術者のさらな
る育成に向けて、未来を担う子どもたちに理工系の魅力を伝え、
科学技術に親しむ機会の創出、理工系への進路選択の支援活動を行います。